Saturday, October 18, 2008

久々にテンパる

それは昨日のこと。仕事のこと。息つく間もないほど忙しかった。
私は忙しいとき、色んな段取りを考えまくってしまってそれに時間を費やしまくって結局何も進んでなかった、ってことが多い傾向にある。
昨日も無駄にエクセル眺めてはーどうしよう…って時間が多かった気がする。もっと人信頼して任せ切ればいいんやろうけど我が強いのか何なのか、こうしてほしいとか色々欲が出てくる。
そんな中、また突然の電話通訳のご依頼だよ。minor emergency(自分の予想:15分)が結局2時間にわたる通訳だよ。何起こってるかさっぱりわからんのに入って、だからこそ開き直りでやり通せてんけど、どうなんこれ。
しかも日本サイド、自分らが言いにくいこと全部言わせる。確かに、私の方が職場の人と信頼関係ができてるから言いやすいってのがあるからまぁ言うけど(電話保留にして「こっちのやり方に不満持ってるみたいですよー」と伝える)、そしたらアメリカ人負けてない、てか黙ってない、言い訳というか説明し出した。日本的考え方やったらこういうとき、黙って謝るというかお手数ですけどどうかお願いしますぅとか以後気を付けますーでおさまるところな気がするけど、全然態度が違うなって思った。下手したら逆切れに取られるで、って思った。
そのまま不躾に訳すのもいいかと思ったけど、そうじゃなくてこういう状況で説明するのがたぶんこの人たちのマナーなんやわ、って思ったからそれを「日本風」にアレンジするのに手こずった。全部伝えられたかは謎やけど少なくとも私の誠意は伝わったみたいやったからよかった。「おっしゃることは理解できます。ですがこちらのこうした状況もご理解いただきたい…」みたいなこと言っておいた。実際アメリカ人は言葉ではそう言ってないけど大まかに捉えるとそう思ったから詳細な説明をし出したんやろ、と判断。
前回もそうやったけどこういう状況に挟まれるのは言葉そのものを訳すより困る。訳だけやったらとにかく正しい対訳を速くアウトプットすることだけを考えればいいけど(結局英語しゃべれる日本人でも話すスピードとかタイミングで苛立たせることが多い気がするから)、文化とかの違いで生じる歪みみたいなもんをいかにダメージ少なく伝えるかは訳す人の「センス」にかかってる気がするから。
でもまぁこうして何回かやっていくうちに慣れてくるんやろな。今までよりびびらんとできたしな。なんか気付かんうちにたくましなってるんかいね、とか思うわ。これぞここに居る醍醐味か?
そんなこと思ってるわ。
そういえばしんぺいの内定決まったってな!おめでとう!!!

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