Monday, August 25, 2008

行ってきました

なんかやたらせわしい感じから抜け出られないのですがとりあえず行ってきたので報告です。どこへと言うとjury duty。
昨夜はブログで経験談とか調べたりして自分なりに心の準備をしていました。ほとんど情報を見つけることができなかったので万一今後私のような人が現れたときのためにできるだけ詳しく記録を残そうと思う。
と言っても大したことはしていないけど。ほとんどが待ち時間と聞いていたように本当に1日中待っていました。
集合は8時45分。前日に電話するようにとあったので電話してみたらセキュリティチェックあったりするから早めに到着するようにとの指示があった。あとカメラ付き携帯がOKになりましたよとかWiFi接続可能になったからPC持ってきたらつながりますよとかいうアナウンスの電話やった。
というわけで珍しく30分まえに到着。空港とかのセキュリティチェックをイメージして時間かかるんやろなとか思ったけどそんなに厳重じゃなかった。よくあの機械の下通ったらピーピーずっと鳴らしてる人おるけどあれはなんでやろ。貴金属付けてたら鳴るの当然やねんからはずせよとか思う。後ろつかえて時間の無駄。
まぁそんな感じで何事もなく中に入り、そしたらまたセキュリティの人に召喚状をチェックされ、「have fun」と言われ(funなわけないやん)集合場所に上がりました。早い到着かと思っていたらもうすでに7人くらいは来て廊下で待ってた。しばらくしたら部屋の扉が開き全員中へ。早速PC開いて作業開始。指示を待つ。
しばらくしたら召喚状の内容確認(正しい場所に来てるか、日にちは正しいか等々)、そして陪審員とは?のビデオ上映(約20分)。陪審員制度の歴史とか社会や市民にとっての利益とか法制度とかの説明。ビデオの中で一般人が「選ばれたよー」「なんで私やねん」とかコメントしてるのに皆ウケる。
その後は基本的なことの説明と召喚状の更なる説明。なんかどの部分を切り取って提出とかそういうこと。下の名前のABC順に切り取ったものを提出。その際、juror's handbookとemployer's handbookをもらう。要は陪審員に関するFAQ的な冊子と雇用者が注意すべきことが書いてある冊子。
そこからはひたすら待ち。説明等が終わったんが10時15分頃で実際の陪審員選択は10時半からとのことだった。でも10時半になっても何も起こらない。寝た。目が覚めたら11時半。まだ静か。再度寝る。12時15分頃再度目覚める。そこから寝たり起きたりぼーっとしたり。そしたら12時35分頃に今から名前呼びます、起こしてしまった人はごめんなさーいという感じで係の人がコメントする。みんな部屋に呼び入れられて緊張の空気が走る。
そこからたぶん40人くらいかな、呼ばれる。私の名前はなし。ほっ。呼ばれた人は廊下に出て、別のところに連れて行かれる。
その後は12時45分から2時15分まで昼食休憩(基本1時から2時らしい)。チャイナタウンのすぐ近くなので何かおいしい中華をと思うが何も知らないので結局マクド。明日はちゃんと調べて行こうと思う。
早めに部屋に戻ってまた待つ。2時15分になっても何も起こらない。係も戻って来ない。ぱっと見たら奥の部屋で口笛ふいてくつろいでいる。楽しい仕事やろなと思う。まじで。暇そうやけど。
PCやろうと思うが電池切れ。コンセントあると言っていたが動くの面倒でPCの使用諦める。そしてまた寝る。
3時頃目覚める。係が顔を出すがまた姿を消す。
3時15分頃、さっき名前を呼ばれていた人たちが戻ってくる。帰れるのかと思って見ているとまた待っている。どうやら選ばれなかったらまた待つ必要があるみたいだ。一番いらんパターンやなと思いつつとにかくあと2時間何事もなく終わってくれと願う。
その後また気付かないうちに寝ていた自分。「OK」というマイクの声でびっくりして目覚める。時刻は3時半。「今日の分は終わりましたので帰っていただいて結構です。明日9時半に来てください」というアナウンスだった。ラッキー!!!というのが瞬間の反応。
仕事行かんでOKな上にこんな早く帰れる!という。
世の中が平和な証拠かなこんな事件数が少ないのは、と思うけどまぁ日にもよるんやろな。明日もこんなんやといいな。
そう、明日と言いますが実は1日と思ってたら2日連続行くと決まってるみたいです。だから明日も。そして選ばれてそれが厄介なケースやったりしたらその後しばらくやらなあかん。職場で6ヶ月くらい帰ってこんかった人がおるらしい。人生どう変わるかわからんな。
部屋にはジュースの自販機、スナックの自販機があり、1階には売店もあります。部屋にはさらにメインの部屋(名前呼ばれたり説明受ける部屋)とjuror's loungeと呼ばれる部屋が3部屋ありました。ラウンジは食事用の部屋1つ、パソコンが数台ある部屋1つ、テレビがある部屋1つがありました。一応最低限のことは事欠かないという感じでしょうか…あと外にも出てもOKみたいです。その時には台帳みたいなんに出た時間帰ってきた時間を記入しておけばよいという運び。
どうやって選ばれんとこうという妄想面接とかするけどよくわからん。どうせキョドってるやろうから不審・便りにならんってことで外されるやろって勝手に思ってる。「18歳未満、米国市民でない人、英語理解できない人ははからいますので…」と言ってたけど英語理解できないという英語を理解できてる時点でその範囲には入ってないのかとか色々考えてたらタイミング逃した。どう考えても微妙な立場や。
しかしおもしろいのは結構みんな互いに干渉しないこと。1日中もしかしたらそれ以上いっしょにおるかもしれんのに結構自分の世界に入ってる。もちろんしゃべてる人もおったけど。選ばれたら審理以外では誰とも事件について話したらあかんというから難しいよなと思う。陪審員の情報も漏れへんようになってるはず(はず)やから下手に干渉せんのが賢いのかしら。というかこれも互いに微妙な感じなんかな。それともただ1日2日のことやから下手に関わらんだけとか。わからんわ。とにかくなんとなく微妙な空気漂う感じです。
あ、あとどうやった選ぶかやけどなんかビンゴのがらがらやるみたいなやつに名前書いた召喚状の一部を入れて回して出てきた人呼ぶみたい。しょぼすぎやろ。係もしょぼいと言ってた。これも場所によって違うんかな。それで選ばれた人が連れて行かれて面接されて刑事事件なら12人、民事なら6人選ぶみたい。今日来てたんは合計で80人くらいかなぁそ以上かなぁという感じ。結構多くて驚いた。
裁判所によって設備やルールが色々違うみたいですが以上が私の体験したjury duty1日目でした。

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